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BL

賛否両論メリバbl『心中するまで、待っててね。』市梨きみ|あらすじとレビュー【ネタバレあり】

心中するまで、待っててね。の画像

今回レビューする作品は『心中するまで、待っててね』著者:市梨きみ(初巻発行日・2019年)

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表題作のみ、上下巻で完結している作品です。

評価の高いメリバ作品ということで気になり、ネタバレ一切見ずに読んでみたのですが……

とにかく重い!!!!

重たい読後感ランキングがあったら上位獲得は間違いなし。内容がかなり暗くてヘビーなので読む人を選ぶと思います。

でも、ただ暗いだけじゃなくてオチに繋がる伏線や、登場人物の感情も丁寧に描かれているので物語としての読み応えはしっかり。

メリバ・バトエン系が大好物だ!!!という方にはおすすめの作品です。

この作品のキーワード
  • メリバ
  • 無理やり
  • 年下×年上
  • ストーリー重視
  • 微ファンタジー
  • 衝撃のラスト
  • 本番有り

作品紹介

あらすじ

幼少期、隣の家に住む葵兄ちゃんのことが大好きだった福太。

成長し社会人となった福太は、引っ越したアパートの玄関先で葵兄ちゃんと再会するが、葵兄ちゃんはなぜか幼い頃の姿のまま。

葵兄ちゃんから自分を匿うようにと指示され、同居生活を始める2人。

共に過ごすうちにお互いを想う気持ちを自覚していき、身体を重ねるようになる。

しかし、幸せは時間は長くは続かない。

福太には一部失われた幼少期の記憶があり、その記憶が、葵兄ちゃんと再会したことで少しづつ蘇り…。

登場人物

メインの登場人物はこの2人。

幼少期に家が隣同士だった2人。ちょっと横暴だけど面倒見のいい葵兄ちゃん(受け)と、そんな葵に懐いていた福太(攻め)

【受け】葵(あおい)

  • 年上
  • 黒髪
  • メガネ

【攻め】福太(ふくた)

  • 年下
  • 優しい
  • 一途

脇キャラも登場しますが、ほぼこの2人のやりとりです。

『心中するまで、待っててね』はこんな作品

まず、上巻ではメインの2人が久しぶりに再会。お互いのことを意識して想いを重ね合う幸せなシーンもあります。

ただ、ところどころ不穏な雰囲気があって「なにか引っかかる…」っていう違和感がチラチラこっちを見てる感じなんです。

読みながら「…えっ?!こわッ!!」ってなるような微ホラーなシーンもあったりします。

夜中に読んでいたので余計怖かった…(泣)

怖がりさんは、日中のお日様が差し込む明るい部屋で読んでくださいね!(ただ読み終わった後の気持ちは曇天の如く重たく暗いものになると思います)

そして下巻。もうこちらは怒涛の展開で、葵の過去は目をそむけたくなるほどの不幸の連続。上巻にあった幸せな空気は一切なく、悲壮感で埋め尽くされてます。

以下、思いっきりネタバレしているのでストーリーのドキドキ感を味わいたい方はブラウザバックでお願いします!

地雷が多々あり、人を選ぶ内容

何といってもこの作品を読むにあたっては、いわゆる“地雷“がめちゃくちゃ多いと思うんですよね。

まず、ラストが悲しい。メリバ。人によってはバトエンととる人もいるかもしれません。

そして死ネタです。

死んだら何も救われない!という考えの方はこの作品ダメかも…!

受けの家庭環境も悲惨で、父親が浮気して離婚。その後母親は葵に自分の期待を押し付けるようになるんです。優秀な成績じゃないと愛されないような環境で神経をすり減らしていく葵。

居場所のない葵の弱みに付け込んで、家に誘い込んだモブおじさん…そしてそのモブおじさんの手によって殺されてしまう…っていう展開なんです。

葵の過去の回想が読みながらずっと「救いはないのか??!」ってなっていた私。

この残酷な事実を福太も知ることになるんですが、それを知った後の福太は復讐を選ぶんです。

そこもかなりショッキングな描写で、bl漫画では中々見ない展開だな、と思います。

葵兄ちゃんが欠けた福太はその他のことはどうでもいいことになっていて、だから復讐という選択肢になってしまったんでしょうね。

ハートフル不穏blのハートフル部分

以上に書いてある通り、かなり残酷で悲しい展開な作品なんですが、この作品は「ハートフル不穏bl」というキャッチフレーズらしく、このハートフル部分は一体どこらへんなのか…

私的には

悲しい人生を歩んだ葵兄ちゃんにとって唯一大好きな存在だった福太。

福太にとっても葵兄ちゃんはかけがえのない人だった。

という部分なのかなと。

福太視点と葵視点でそれぞれ共通の思い出が描かれてるんですけど、葵視点での回想があまりにも切ないんです。

母親からの重圧に押しつぶされそうになっていた葵にとって、自分の事を慕ってくれていた福太は心のよりどころだったんだな…という事が痛いほど伝わってきます。

そして、死後も殺された部屋から自由になることができずにいた葵(地縛霊のようなものなのかな)のことを見つけてくれた福太。

いなくなってしまった葵のことをようやく見つけられて、これからはずっと一緒にいることを約束するんです。

2人で一緒にいることが幸せ。というようなラストは、これぞメリバだな!と感じさせてくれます。

まとめ

悲壮感漂うストーリー大丈夫!メリバが好き!という方にはおすすめしたい作品です。

メリバ好きな方はこちらも読んでみてください◎

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