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BL

エロコメディ&シリアス『やたもも』はらだ|あらすじと感想【ネタバレあり】

やたももの画像

今回レビューする作品は『やたもも』著者:はらだ(初巻発行日・2015年)

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表題作のみ、1~3巻で完結の作品。

はらだ先生いわく「エロコメディ」というジャンルらしいのですが、たまに顔を出すシリアスが結構重い…。

モモの過去が闇深くてそこがシリアス要素なんだけど、彼の基本的な性格が軽くてチャラいので作風全体としては重くなりすぎない感じになってます。

全巻通してエロが多めのですが、ストーリー性もしっかりある作品なので、どちらも楽しみたい人におすすめです!

この作品のキーワード
  • ビッチ・誘い受け
  • 絶倫攻め
  • コメディ
  • シリアス
  • モブレ
  • ハピエン

※受けのモブレ(正確にはモブではないのですが、メインCPではないのでモブとしました)がありますので地雷の方は注意です!

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作品紹介

あらすじ

生活力なしでヒモやウリ生活を送っていた受け・モモ。

公衆トイレで偶然出会った八田ちゃんの家に転がりこんで居候することになる。

八田ちゃんは面倒見がいいオカンタイプの青年で、ヒモにされてる状態なのにモモのことが可愛くて許してしまう。

そんな2人の前に現れるモモの元パトロン・須田や、疎遠になっていたモモの母親。

モモが自分の過去と対峙したり、八田ちゃんのやさしさに触れながら成長していくストーリー。

↓1~3巻の内容をざっくり↓

1巻→モモが八田の家に転がり込む。モモの元パトロン須田が現れて事件が起こる。

2巻→モモの過去偏。縁を切っていたモモの母が登場。お隣に住む栗田と仲良くなる。

3巻→母や須田との関係を清算する。八田ちゃんと一緒にいる幸せを感じるモモ。ハピエン。

登場人物

メインの登場人物はこの2人。

身体を売り生活していたヒモ気質で生活力の無い受け・モモと、モモのことが可愛くてしょうがない世話焼きの攻め・八田。

【受け】百田(通称・モモ)

  • ビッチ・誘い受け
  • 売春
  • 年上
  • 童顔

【攻め】八田(やた)

  • 絶倫
  • 社会人
  • 年下
  • 世話焼き

メインの2人の他に

モモの元パトロンであった須田と、モモの母親、隣人の栗田などがでてきます。

それぞれの脇キャラとがっつり絡みあり!

やたもものここが魅力

登場人物の過去が苦しい

モモは幼少期、シングルマザーの母親と暮らしていました。

ある時母親の恋人にお金を渡されていたずらをされたモモ。

いたずらをされていたことが母親にバレて問い詰められたとき、憎まれ口を叩いてしまい、そのまま仲たがい。

モモは母親の恋人を寝取るようになり、母親もモモに冷たく当たるように…お互い憎しみあったまま、母親は消え、モモはウリやヒモ生活で生計を立てていくようになります。

その中で出会ったパトロンが須田。

須田はモモに執着していて、マンションの一室でモモを囲っていましたが、モモは失踪。

━━そして八田ちゃんと出会います。

箇条書きで伝わるモモの壮絶人生…

でね、この事象をそれぞれの視点でみるとみんなツライんですよ…

モモは幼少期からウリをしなければならないような家庭環境で育ち、誰のやさしさも知らないまま大人になります。

そして、自分が可哀想にならないように“この生活は自分に向いている“と思い込ませるようになるんですね。

一方、モモの母親は16歳のときに強姦され産んだ子供(モモ)を育てるために、実家に縁を切られ孤独のまま夜の仕事を始めたんです。

しかし、モモが自分の恋人を寝取るようになり「なぜ自分が犯罪者の子供を育てなければいけないんだ」と憎しみの気持ちが消えずに仲たがい

モモが自分の客に乱暴されても見て見ぬふりをするようになります。

須田は本気でモモを愛していたのに“ストレス解消の道具だ“と言い放ち、モモに酷い扱いをしていました。

重い気持ちや、慰め、干渉されることをモモは必要としていないと決めつけ、心は束縛せずに金銭だけ与えている今の生活が、お互いにとっていい距離だと感じていました。

でも、モモが自分の前から消えてしまってから今までの自分の行いを深く後悔することに。

須田、確実に嫌な奴なんだけど、2巻のモノローグを読んで切なくなってしまった。

結論:全員、しんどい。

これ、エロコメディですよね?コメディどこ…ってなるくらいシリアスが重いです。

が、シリアスターン以外はほとんど絶倫の八田ちゃんとビッチ受けのモモの絡みなので、その辺りは軽い気持ちで読めます。

ここまでシリアス部分を語りましたが、エロのターンもかなり多い作品です。

印象に残ったシーン

母親に「お前は強姦されて産んだ子供だ」と初めて知る事実を突きつけられても何事もなかったかのように振る舞うモモ。

そんなモモをみて「無理して笑わなくていい」「今、モモを一人にしちゃいけないと思った」と優しい言葉をかけ、そばにいてくれる八田ちゃん。

いつもヘラヘラして自分の本心を隠してるモモが号泣しながら、本音を語りだすシーンに涙腺が緩みました。泣

モモには八田ちゃんみたいな暖かい存在が必要だったんだろうな…

やたもものここが気になる

八田ちゃんって何者?

全巻通してモモにスポットが当たっている作品なので、八田ちゃんの背景はほとんど描写されません。モノローグもほぼモモ視点。

そもそも、彼がどんな理由でモモに居候をゆるしたのかもはっきりしないんですが、モモのことを「可愛い」と終始思っているので、シンプルにモモが気に入って囲いたくなったのかな?(と考察)

モモの事をすごく大事に思ってるのは作品を通して伝わってくるんだけど、八田ちゃんって何者…?という気持ちが残る私でした!

まとめ

絶倫・八田ちゃんとビッチ誘い受け・モモのエロコメディ、所々登場するシリアスは激重。ラストは全てがハピエンに収まるストーリーです。

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