今回レビューする作品は『ハッピークソライフ：５巻』著者：はらだ（初巻発行日・2023年）
ポチップ
表題作のみ、最新刊は５巻で現在も連載中です。（2023年）
１～４巻までの作品紹介・あらすじなど知りたい方はこちらをご覧ください。↓
ハッピーコメディエロBL待望の最新作さっそく購入して読みました。
４巻で葛谷と粕谷の二人の距離が縮まりそうな描写が多々見られ、物語が動き出す予感…！と思っていたんですが、５巻は終始コメディ色全開の一冊でした。
BL史に残る迷言も飛び出していたので、さっそくレビューしていきたいと思います。
- コメディ
- 明るい
- 下ネタ
- Wネコ
- テンポが良い
- 本番あり
※以下、ネタバレを含む内容になっています。
『ハッピークソライフ：５巻』のここが好き
とにかく5巻はコメディ色全開…！
４巻の流れで二人の関係に進展が…？！と思っていた方は残念ながら（？）進展はありませんでした。
未だに恋人未満で本番も同居（もはや同棲？）もしちゃってる二人ですが、恋人同士にはならないんですよね…。
ま、いいんだけどね！
５巻の内容をざっくり紹介すると
- 葛谷のバイト先にいるひよりちゃん視点のクズカスエピソード
- 粕谷の同僚・横島による粕谷エピソード
- 二人が騒ぎすぎてうるさいため、お隣さんからの苦情があってどっちが喘ぎ声うるさいか勝負する
- ふぐり先生＆有名作家先生とクズカスの飲み会
- レオが勃起不全に悩み、葛谷に相談するもののまた神の力でとんでもない展開になる（ギャグ）
- 描き下ろし
ちなみに、騒音の苦情を入れてきたお隣さんは有名な作家先生で、はらだ先生の別作品『やたもも』にでてきた“栗ちゃん“なんです。
クロスオーバーネタ好きなので嬉しい
ハピクソでは、はらだ先生の過去作のキャラが沢山でてくるので他の作品も読んでいるとより楽しめると思います。
５巻はどのお話もコメディ全開で面白かったんですが、個人的にはレオが登場した回が好きでした。
レオが前巻で「勃起不全になる呪い」（葛谷が神にお願いしてかけた）をかけられていて、それを悩んでるんですね。
これまでの復讐とばかりにとんでもない呪いをかける葛谷（笑）
友人にその悩みを打ち明けたら「プロに頼んだら改善するかも」というアドバイスを受けて前立腺マッサージをしてくれるお店に行くわけです。
でも結局そこではなにもすることなく「パートナーがいるならその子にお願いしたら？」とアドバイスされて、最終的に葛谷のところにきて「前立腺マッサージをしてほしい」と頼みます。
それを聞いた葛谷はバリタチポジだったレオが“ネコ希望になっちゃった“と勘違い。
この『圧倒的竿不足時代』にバリタチという信頼をよせていたレオが受けポジ狙ってる！！とキレた葛谷は前立腺マッサージを断固拒否します。
で、なんやかんやありまして、また神の力でレオはち〇ちんだけ残して身体が消えちゃうんです。
そのレオのペ〇ス（略してレオP）を粕谷が新しいディルドと勘違いして使っちゃったり、元に戻らないから埋めてなかったことにしようとしたり、でもやっぱりそんなの倫理的にダメだろ！と思い返した二人がどうにかして元に戻れるように悪戦苦闘したりします。
カオス（笑）
ちなみに最終的にレオは元に戻れます（ついでにEDも治った）
吹き出しの形がユニーク過ぎて笑う
あと今回の巻で感心したのが、吹き出しの形がち〇ちんなところ。
はい？？？？？
吹き出しで陰部を隠しつつ、その吹き出しの形がち〇ちんなんですよ。
ち〇ちんを白抜きにしてそこを吹き出しにしちゃおうって発想。
すごくないですか？（私はどこに感動してるのか）
あらゆる角度でアレが描かれてるんですけど綺麗に吹き出しの形でおさまってるのがじわじわきます。
やっぱり、はらだ先生って天才かな？？？？と思いました。
まとめ
コメディが更にパワーアップしている５巻。
楽しい・明るいBLが読みたい方におすすめです。
ポチップ
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